尹大統領の支持率33.4%…外交ラリーにも1.2ポイント下落(画像提供:wowkorea)
尹大統領の支持率33.4%…外交ラリーにも1.2ポイント下落(画像提供:wowkorea)
ユン・ソギョル(尹錫悦)大統領の国政遂行に対する肯定評価(支持)が下落し、30%台半ばから前半に押されたという世論調査結果が21日、出た。東南アジア諸国連合(ASEAN)および主要20か国(G20)首脳会議とサウジアラビアのムハンマド・ビン・サルマン皇太子との会談など相次ぐ外交ラリーにもかかわらず、歴訪前に浮上したMBC専用機の排除、キム・ゴンヒ夫人の行動などで支持率に及ぼす影響は微々たるものだったという分析だ。

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 世論調査機関リアルメーターがメディアトリビューンの以来で今月14日から18日までの5日間(11月第3週目の週間集計)全国18歳以上2516人に尋ねた結果、尹大統領の国政遂行を「よくやっている」との回答が33.4%、「よくやっていない」との回答が63.8%だった。

 先週の調査に比べて肯定評価は1.2%ポイント下落した反面、否定評価は0.4%ポイント上昇した。肯定・否定回答の差は30.4%ポイントに広がった。肯定評価は約4か月間、30%前半~半ばと横ばいを続けている。

 リアルメーターのペ・チョルホ首席専門委員は「今回の調査では“外交ラリー”が支持率上昇には大きく役立たなかったことがわかった」とし「これは専門家たちの好評と経済期待にもかかわらず、歴訪前からあった『MBC搭乗排除』およびキム・ゴンヒ夫人の『貧困ポルノ』与野党攻防論難にともなう成果希釈のためと分析される」と説明した。

 続けて「ヨンサン(龍山)大統領室の立場では悪材料を通じて支持率下落を迎えるのも痛いところだが、反転を狙う時点や状況で上がれなかったことも痛いところだ。これは好材料には鈍感で悪材料には敏感に反応する典型的な弱気の流れ、あるいは底で固まった時に見られる現象」とし「イテウォン(梨泰院)、外交ともに1つの事案について正反対の解釈と評価をする典型的な“両価感情”現象として両陣営の極端な解釈と選択的引用に起因するものと分析される」と付け加えた。

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