韓国の国家安全保障会議(NSC)は、キム・ソンハン(金聖翰)国家安保室長の主宰により緊急常任委員会議を開いた後、声明を発表し「北朝鮮のICBM発射は、国連安保理決議に対する明白な違反であり、朝鮮半島と域内の緊張を高める重大な挑発だ」として、強く糾弾した。
韓国政府は「国連安保理決議を通して禁止された北朝鮮の核・弾道ミサイルプログラムに関する一切の行為は、いかなる理由であっても正当化されることはない」と強調した。
つづけて「政府は北朝鮮の挑発を許すことはできず、緊密な米韓協力を基に北朝鮮の挑発に対する責任を追及するため、国連および国際社会と緊密に協力していく」とし「韓米日の安保協力を一層強化していく」と伝えた。
また「北朝鮮は挑発を直ちに中断し、国際社会が支持する『大胆な構想』にすみやかに応じることを求める」と伝えた。
韓国の合同参謀本部は「(この日の)午前10時15分頃、ピョンヤン(平壌)のスナン(順安)一帯から東海(日本海)上に発射されたICBM(長距離弾道ミサイル)1発を捉えた」と明らかにした。
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