韓国の新規感染者「5万人台」…療養病院の「外出・外泊」規制を強化

韓国では新型コロナウイルスによる新規感染者が、木曜日発表基準で9週間ぶりに最多値を記録した。また一日の死者数は67人で、53日ぶりに最も多い数値を記録した。このような中、防疫当局は感染脆弱施設である療養病院と療養施設の外出・外泊規制を強化することにした。

中央防疫対策本部は「17日午前0時基準で、新型コロナの一日の新規感染者が5万5437人発生した」と明らかにした。

入院中の重症患者は前日より31人減少した380人を記録し、4日ぶりに300人台へと下落した。

冬季の再流行が本格化したことで、当局は最近の防疫状況と冬季追加ワクチン接種基準を考慮し、新型コロナの流行に脆弱な施設の防疫措置基準を調整することにした。これにより今月21日から療養病院と施設では、3・4次追加接種者や感染経験者が接種・感染日から120日が経過した後オミクロン株対応ワクチンを接種することで、外出と外泊が可能になる。

このような措置の強化は、最近の冬季再流行により一日平均の感染者と重症患者・死者が増加しているにもかかわらず、冬季の追加接種率は依然として低調であるためだ。