大韓精神健康医学会のオ・ガンソプ理事長は17日、大韓医師協会のヨンサン(龍山)市会館で開かれた梨泰院事故の遺族および負傷者のための「診療連携センター」開所式でこのように述べた。
大韓医師協会は梨泰院事故の遺族や負傷者らの医療支援をするための専門医療機関連携システムを構築し、きょうの開所式で本格的な運営を発表した。
診療連携センターは、梨泰院事故の被害者らが国家トラウマセンターの提供する健康相談を越え、医療専門家である精神健康医学科の専門医から診療を受けることを希望する場合に、専門医療機関で適切な診療を受けられるようマッチングするため、医師協会内に設けられた。政府や医師協会、大韓神経精神医学会などは協力体系を構築し、心理・診療支援の連携体系により運営される。国家トラウマセンター、医師協会状況室(診療連携センター)、精神健康医療機関の協業により行われる。
イ・ピルス医師協会長は、「現在93か所ある医療機関で参加を希望している」とし、「マッチング事業を拡大し、負傷者と遺族らが専門医療機関で診療を受け、最高の結果を得られるよう最善を尽くす」と強調した。政府側の代表として出席した保健福祉部(部は省に相当)のイム・インテク保健医療政策室長は、「国民のトラウマ克服に民官が協力できるよう政府でも積極的に支援していく」と強調した。
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