韓国のオ・セフン(呉世勲)ソウル市長(画像提供:wowkorea)
韓国のオ・セフン(呉世勲)ソウル市長(画像提供:wowkorea)
韓国のオ・セフン(呉世勲)ソウル市長は、ヨンサン(龍山)区イテウォン(梨泰院)のハロウィン転倒事故の原因を問う野党“共に民主党”市議会議員の質疑に「事故の原因を突き詰めると、ハロウィンの時に、梨泰院やホンデ(弘大)にあのように多くの人が押し寄せることを予測できなかったことにある」とし「ソウル市・行政安全部(内務省に相当)・警察・消防が反省する点だ」と答えた。

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つづけて「予測の失敗からまずはお話ししてこそ、市民たちの誤解がなくなるだろう」と強調した。

オ市長の発言からは「梨泰院惨事のような事故が再発するのを防ぐため、大型事故や災難を予測するシステムを改善する」という意志もうかがえた。

オ市長は「梨泰院惨事を機に、112(警察機関への緊急通報)と119(消防機関への緊急通報)をどのように統合して管理するかに関する論議に入った」とし「AI(人口知能)やCCTV(監視カメラ)を導入し補完することを論議している」と説明した。

ソウル市は庁舎の地下3階に、災難安全状況室を24時間常時運営している。しかし梨泰院惨事の当日、112の通報状況は災難安全状況室では把握されなかった。ソウル市は、その日の午後10時15分に119の通報が初めて入ってから13分後の午後10時28分に、ソウル総合防災センターを通じて事故を認知した。

災難安全状況室には、市内のCCTV約2万9000台をリアルタイムでみることのできるシステムも整っていたが、龍山区内のCCTVはこのシステムに連結されていなかった。

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