行政安全委員会はきょう午後2時に全体会議を開き、梨泰院の事故当時の対応状況を点検し、イ前署長とリュ前課長に対し現場管理と対応が適切だったかどうかなどを追及する方針だ。
警察庁によると、イ前署長は事故が発生した先月29日、ユン・ソギョル(尹錫悦)大統領の退陣を求める集会の現場統制を終え、龍山署付近で夕食を取った後、午後9時47分ごろ官用車に乗り事故現場へ出発した。イ前署長は渋滞が深刻な状況であるにもかかわらず車での移動にこだわり、午後10時55分から11時1分の間に梨泰院の「アンティーク家具通り」で下車し、徒歩で移動、午後11時5分に梨泰院派出所に到着していたことがわかった。
リュ前課長は事故当日、ソウル警察庁の状況管理官として勤務していたにもかかわらず勤務地から離れ、自身の事務室にいたことがわかった。リュ前課長は事故発生から1時間24分が経過した午後11時39分に当直者から連絡を受け、ソウル警察庁のキム・グァンホ庁長に「手遅れな報告」をしていたことで物議を醸した。
警察庁は今月2日と3日にイ前署長とリュ前課長にそれぞれ待機発令した。警察庁の特別捜査本部はイ前署長とリュ前課長を立件し、押収した資料と参考人調査を通じ現場の状況措置が適切だったかどうかを調べている。
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