「尹専用機の墜落念願」神父に…大邱市長「いくら何でもひどい」=韓国(画像提供:wowkorea)
「尹専用機の墜落念願」神父に…大邱市長「いくら何でもひどい」=韓国(画像提供:wowkorea)
韓国テグ(大邱)のホン・ジュンピョ市長が「尹大統領専用機墜落」を祈願する文を載せた「カトリック」テジョン(大田)教区パク・ジュファン神父と「大韓聖公会」大田教区キム・ギュドン神父に対して「いくら何でもやり過ぎ」と非難の声を高めた。

 ホン市長は15日、自身のフェイスブックに「本来宗教家は俗世に深く関与しないのが原則」とし、このように話した。

 ホン市長は「政教分離の原則は憲法にも明示されている」とし、「そのように大統領を呪ったところで、その神父に何が残るのか」と尋ねた。

 それと共に「敵を愛せというイエス様を祭る神父と言えるのか」と指摘した。

 先立ってキム・ギュドン神父は14日、自身のフェイスブックにユン大統領の東アジア首脳会議に言及し「暗たんたる思いだ。専用機が墜落することを願ってやまない」として「全国民が『墜落』のために祈ってほしいし、私たちが良心を集めれば天の星座も動くのではないか」と書いた。

 その後、該当文が論難になるとキム神父は「公開する意図はなかったが、誤って文が全体公開された」として「心に傷を負った方々に心より謝罪申し上げる」と話した。

 キム神父の文が波紋を呼ぶと、聖公会大田教区は「司祭として許される表現ではなく、教区所属のキム神父を職権免職処理した」として司祭資格を剥奪した。

 ところが、このような書き込みを掲載したのはキム神父だけではなかった。

 カトリックのパク・ジュファン神父は12日、自身のフェイスブックにユン大統領夫妻が飛行機から墜落する合成イメージを載せ、「機体の欠陥による単純事故だっただけ…誰のせいでもありません」、「お祈り申し上げます」などの文句を書きこんだ。

 論難が起きるとカトリック大田教区は15日、パク・ジュファン神父に対して停職処分すると明らかにした。懲戒を受けた聖職者はミサと苦行聖事の執り行うなど司祭の権限と任務を剥奪される。さらに、パク神父はコニャン(建陽)大学病院の司牧神父職も剥奪された。
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