尹大統領、G20など一連の日程を終え帰国の途に...SNSに「自由と連帯の精神による協力が大切」(画像提供:wowkorea)
尹大統領、G20など一連の日程を終え帰国の途に...SNSに「自由と連帯の精神による協力が大切」(画像提供:wowkorea)
G20など6日間の日程を終えた韓国のユン・ソギョル(尹錫悦)大統領は15日(現地時間)、主要20か国(G20)首脳会議を終え、インドネシアのバリ島からソウルに戻る帰国の途中、SNSに今回の歴訪に関するコメントを掲載した。

 尹氏は「G20食糧・エネルギー、保健分野のセッションに参加し、私たちの寄与方案について明らかにした。世界市民の自由を脅かす食糧・エネルギーとパンデミックの危機克服という課題は、国際社会の強固な連帯と協力を要求している。韓国政府は積極的にグリーン技術を開発し、発展途上国の低炭素転換にも支援する。パンデミックの予防と対応のために、『パンデミックファンド』の創立理事国として役割と責任を果たしたい」と述べた。

「一昨日(13日)開いたバイデン大統領や岸田首相との会談に続き、今日(15日)は習近平主席と就任後初の会談を行った。東アジアと国際社会の自由や平和、繁栄を増進するためには中国の役割が非常に重要だ。パンデミックとグローバル景気の低迷、気候変化など当面の挑戦を克服するために中韓両国の対話は必須となる。私は両国間で高位級対話を定例化するよう提案し、習近平主席は提案に共感しながら政府と民間が参加する1.5トラック対話体制を構築しようと明らかにした」と説明。

 そして「今後、相互尊重と互恵に基づく成熟した両国関係を土台に、新しい中韓協力の時代を切り開いていく」と付け加えた。

 尹氏は「就任の演説でも明らかにしたが、国際社会の平和と繁栄は連帯によって保障されるという確固たる信念を土台に、私たちが直面している複合的な危機を克服していく」と述べた。

 尹氏はASEAN(東南アジア諸国連合)関連首脳会議に出席するためカンボジアのプノンペン、G20首脳会議のためインドネシアのバリ島を訪問し、帰国の途につく。尹氏と随行員団が搭乗した空軍1号機は16日、ソウル空港に到着する予定だ。
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