＜梨泰院事故＞韓国政府、24時間の「心理支援ホットライン」運営へ

韓国政府は、イテウォン（梨泰院）事故を直接または間接的に経験し、心理的・精神的な不安を抱えている韓国人らが心理的安定を得られるように関係部署合同で災難（災害）心理回復支援24時間直通電話（ホットライン）を運営すると15日、明らかにした。

　保健福祉部（部は日本の省に相当）は、梨泰院事故の発生直後、国家トラウマセンターを中心とした統合心理支援団および精神健康危機相談直通電話を運営し、遺族や負傷者、負傷者の家族、目撃者、一般の国民を対象に心理支援を提供している。

　心理相談過程で心のケアが必要な場合には、精神健康医学と専門医師など民間の専門家と連携して相談を進め、地域社会基調精神健康福士センターと連携し必要な精神健康サービスを提供する。また、電話相談室を通して通訳が必要な外国人を対象に国家トラウマセンターと連携して12か国語での通訳を支援する。

　なお、心理回復支援ホットラインは24時間体制で運営される。