尹大統領、専用機の中で特定記者と面談…大統領室「簡単な会話をしただけ」と釈明(画像提供:wowkorea)
尹大統領、専用機の中で特定記者と面談…大統領室「簡単な会話をしただけ」と釈明(画像提供:wowkorea)
韓国のユン・ソギョル(尹錫悦)大統領がカンボジアのプノンペンからインドネシアのバリ島に移動する専用機の中で、特定メディアに属する記者2人を呼び出し面談したことが物議を醸していることと関連し、大統領室は「大統領と普段から縁があり、移動中に簡単な会話をしただけ」と釈明した。

大統領室のイ・ジェミョン副報道官は歴訪最終日の15日、バリ島に設けられた韓国記者団プレスセンターの中央記者室で開かれた会見で、「専用機の中で多くの記者らは特定の記者が前に呼ばれるのを見た」との取材陣の話にこのように答えた。

イ副報道官は、「私は個人的には内容をよく知らない」としながらも、「それを報道したメディアを見ると、大統領が普段から縁がある記者に会い、移動中に簡単な会話をしただけ。取材とは関係ないということで、私も大きく異っていないと考える」と強調した。

これに先立ち、ハンギョレ新聞は前日、「尹大統領が歴訪の過程で普段から親しくしている特定メディアの同行取材記者2人を専用空間に呼び出して会った」とし、2人の記者がチャンネルAとCBSの記者だったと報道した。

ハンギョレ新聞は、「専用機が離陸してから約1時間が過ぎたとき、乗務員が2人にメッセージを伝え、2人は専用機の前方にある大統領専用空間に行った」とし、「専用機は前方に参謀らが利用する座席があり、後方に記者席がある構造」と説明した。

KBSラジオのチェ・ギョンヨン記者もフェイスブックを通じ、「その2人の記者はどんな話を聞いたのか。情報調節を通じたメディア統制としか思えない」と指摘した。
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