尹大統領はきょう午前、フェイスブックを通じ「カンボジアでの(ASEAN首脳会議)日程を終え、G20が開かれるバリに到着した。プノンペンで米韓、日米韓、日韓首脳会談を順次行った」と明らかにした。
尹大統領は、「北朝鮮の前例のない挑発により懸念する国が多い。米韓両国は抜かりない米韓協力により強固な連合防衛態勢を維持する」とし、「拡張抑制の強化方案についても緊密に協議していくことにし、北朝鮮がどんな形態であれ核を使用するならば、圧倒的な力で対応する」と強調した。
尹大統領と米国のバイデン大統領、日本の岸田文雄首相は日米韓首脳会議でも東北アジアの平和と安定を実現するための日米韓協力をさらに強化する必要があるということで認識を共にした。3国の首脳はまた、先端技術、供給網、エネルギーなどの経済安保分野で3国間の協力を強化するための対話体である「日米韓経済安保対話」を新設することに合意した。
尹大統領は、「北朝鮮のミサイルに関する日米韓3国のリアルタイムな情報共有、経済的強圧に対応するための日米韓3国の連帯、供給網問題、気候変動、デジタル経済などの複合課題に対する日米韓3国の共同対応も議論した」とし、「このような議論の結果をもとに日米韓首脳共同声明を発表した。これは初めて包括的な性格の共同声明を採択したものとして格別な意味がある」と付け加えた。
さらに、米韓同盟の重要性を重ねて強調した。
尹大統領は、「米韓同盟が来年70周年を迎える。われわれの同盟はこれまで以上に強固な信頼の上にある」とし、「ASEANおよび太平洋諸島諸国との協力において、米韓両国の緊密な協力のため大韓民国は『太平洋諸島諸国協力構想(Partners in the Blue Pacific)』に公式参加することに決定した。来年(バイデン大統領に)ワシントンで再び会い、米韓同盟の未来についてさらに深く話を交わす計画」と明らかにした。
続いて、「G20首脳会議の日程が始まった」とし、「世界経済の複合危機を克服していくための韓国の役割について議論し、経済協力方案を提示する予定だ。残る日程も最善を尽くす」と約束した。
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