韓国の尹錫悦大統領は14日(現地時間)の未明、インドネシア・バリに到着した(画像提供:wowkorea)
韓国の尹錫悦大統領は14日(現地時間)の未明、インドネシア・バリに到着した(画像提供:wowkorea)
東南アジアの歴訪4日目を迎えた韓国のユン・ソギョル(尹錫悦)大統領は14日(現地時間)「全世界の経済複合危機を克服していくための韓国の役割について話し合い、経済協力方案を提示する予定だ」と伝えた。

尹大統領はこの日フェイスブックを通じて「G20サミットの日程が始まった」とし「残りの日程も最善を尽くしていく」とつづった。尹大統領はこの日の未明、2番目の訪問地であるインドネシア・バリに到着し、G20に関する日程に突入した。

尹大統領は前日、カンボジア・プノンペンで開かれた米韓・日米韓首脳会談について言及した。つづけて「北朝鮮による前例のない挑発を懸念する国民が多い」とし「米韓両国は隙間のない米韓協力により、強固な連合防衛態勢を維持している」と伝えた。特に「拡張抑止強化方案に関しても緊密に協力し、北朝鮮がどのようなかたちであれ核を使用すれば圧倒的な力で対応する」と強調した。

尹大統領は日米韓首脳会談について「私とジョー・バイデン米大統領と岸田文雄首相は『北東アジアの平和と安定を成すための日米韓協力を一層強化する必要がある』という認識を共有した」とし「それだけでなく先端技術・供給網・エネルギーなど経済安保分野における3か国間の協力を強化するための対話体である “日米韓経済安保対話”を新設することに合意した」と伝えた。

さらに「北朝鮮のミサイルに関する日米韓3か国によるリアルタイムな情報共有・経済的強圧に対応するための日米韓3か国の連帯・供給網の混乱・気候変動・デジタル経済など、複合課題に関する日米韓3か国の共同対応についても話し合った」とし「このような話合いの結果を基に、日米韓首脳共同声明を発表した。これは、初めて包括的性格の共同声明を採択したものとして格別な意味がある」と説明した。

尹大統領は「米韓同盟が来年70周年を迎える」とし「われわれの同盟は、これまでで最も強固な信頼の基盤の上にある」と語った。つづけて「ASEAN(東南アジア諸国連合)および太平洋島しょ国との協力における米韓両国の緊密な協力のため、韓国は “太平洋島しょ国協力構想”(Partners in the Blue Pacific)に公式に参加することを決定した」とし「バイデン大統領がわれわれの決定に歓迎の意を表したことはもちろんだ。来年ワシントンで再び会い、米韓同盟の未来について深く話し合うだろう」と明らかにした。

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