パク院内代表は午前、自身のSNSに「1人が吐き出した言葉のように自然に感じる。この9文字(ハングルで9文字)には、尹錫悦政権の国会と野党への本音が余すことなく込められている」と述べた。
また「問題は大統領自身と参謀たちが起こしては、ぎこちない偽の解明とごり押しで苦しい状況を免れようとする行動が繰り返される」とし「その責任を国民の耳目、マスコミ報道、野党の指摘、与党内の合理的な意見に転家して、あきれるほどの厚顔無恥と言われる」となじった。
これに先立ち、尹大統領は去る9月、訪米時の発言物議について当初は国会、特に野党である民主党を指すとキム・ウネ スポークスマンを通じて解明した。以後、尹大統領が直接「そんな言葉を使った記憶はない」と発表を覆した。
更に今月8日、大統領室を対象としたある国会運営委員会国政監査でキム スポークスマンとカン・スンギュ市民社会首席が「ふざけやがって」という筆談を交わした姿が捕らえられた。パク院内代表はこれについて「野党である民主党議員の質問を聞いてすぐに書いた点(現在見下している対象に向けたもの)、筆談の相手だったという市民社会首席とその瞬間に他の対話やメモはなかったという点、8歳差の首席に普段から敬語を使っていなかったと考えるのは難しい点」などを指摘し、「うそだと分かる情況証拠にあふれているが、スポークスマンはとぼけて事実を話さなかった。この大統領にしてこの参謀ありという態度」と一蹴した。
パク院内代表は「野党はもちろん、更には与党所属の議員たちにも逆ギレする言葉を失う」とし「最近、大統領の側近である“尹核官”(尹大統領の核心関係者)がどんな指示を受けたのか互いに探り合って、自党の院内指導部でさえも攻撃しており、執権党としては経済と安保の危機に一丸となって対応しても危ういのに、果てしなく情けない」と辛らつに述べた。
報道によると、尹大統領はチュ・ホヨン国民の力院内代表が物議をかもして以後、カン首席とキム首席を国政監査の場から退場させたことについて不満を見せたと伝えられた。
彼は「三権分立である大韓民国の立法部が、国会をこのように侮辱して無視し、非協力的な発言を躊躇せず吐き出した歴代大統領と参謀がいたのか気になる」とし「尹政権は自分たちが大韓民国史においてどんなことを犯しているのか今からでも胸に刻むべきだ」と促した。
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