新型コロナウイルスの感染者再流行の兆し…新規感染者4日連続5万人超え = 韓国

連日5万人を超える新規感染者が発生し、新型コロナウイルスの冬季再流行に対する懸念が高まっている。

　疾病管理庁の中央防疫対策本部は、新型コロナウイルスの新規感染者数は5万4328人と発表した（12日午前0時時点）。国内の新規感染者数5万4270人、海外流入58人。累計2614万5867人となっている。

　12日の新規感染者数は、前日（11日午前0時時点）の5万4519人とほぼ変わらず、3日連続で5万人以上を記録している。

　1週間前（11月4日金曜日、4万903人）と比較し1万3425人増、2週間前（10月29日、3万7312人）より1万716人増と、増加傾向が続いている。毎週金曜日を基準として見ると、10月8日以降、5週連続で増加傾向を見せている。

　入院治療中の重症患者数は前日より26人増の371人を記録した。先週は200人台まで減少したが、感染者が再び増加しており、新規入院患者が増えている。

　6日から12日までの1週間、一日の新規感染者数は3万6665人→1万8665人→6万2260人→6万2468人→5万5357人→5万4519人→5万4328人で、1日の平均は4万9180人となっている。

　地域別感染者数（海外流入を含む）は、キョンギド（京畿道）1万5283人、ソウル 1万836人、インチョン（仁川）3237人、キョンサンブクト（慶尚北道）2760人、プサン（釜山）2760人、キョンサンナムド（慶尚南道）2671人、テグ（大邱）2429人、チュンチョンナムド（忠清南道）2350人、カンウォンド（江原道）1910人、チュンチョンブクト（忠清北道）1858人、テジョン（大田）1898人、チョルラブクト（全羅北道）1705人、チョルラナムド（全羅南道）1414人、クァンジュ（光州）1332人、ウルサン（蔚山）1020人、セジョン（世宗）497人、チェジュ（済州）386人、検疫 36人となっている。

　一方、死者は46人で、前日の死亡者40人より6人増えている。12日までの新型コロナウイルスによる韓国国内での死者は2万9617人となっている。最近1週間の1日平均の死者は37人で、前週の32人と比較し、5人増となっている。ただし、累計での致死率は0.11%を維持している。