<梨泰院事故>死亡157人・負傷197人…死亡1人↑(画像提供:wowkorea)
<梨泰院事故>死亡157人・負傷197人…死亡1人↑(画像提供:wowkorea)
韓国ソウル市ヨンサン(龍山)「梨泰院(イテウォン)事故」の重傷者のうち、40代男性1人の死亡が11日に確認され、死者が1人増え、157人になった。

キム・ソンホ の最新ニュースまとめ

中央災害安全対策本部はこの日午後6時基準、龍山梨泰院事故による人命被害が、計354人(死亡157人、負傷197人)だと明らかにした。この日午前11時発表時から死亡者が1人増え、負傷者は1人減った。負傷者197人のうち、重傷は32人、軽症は165人だ。死亡者のうち153人(韓国人130人・外国人23人)は出棺・送還が完了した。負傷者のうち入院者は11人で、186人は帰宅した。

梨泰院事故は先月29日午後10時15分ごろ、ソウル龍山区梨泰院のハミルトンホテル付近でハロウィン行事のために密集し起きた。

死者は男性56人、女性101人などだ。また、年齢別では10代12人、20代104人、30代31人、40代9人、50代1人などだ。

外国人の死者は26人で、イラン5人、中国4人、ロシア4人、アメリカ2人、日本2人、フランス1人、オーストラリア1人、ノルウェー1人、オーストリア1人、ベトナム1人、タイ1人、カザフスタン1人、ウズベキスタン1人、スリランカ1人などだ。

一方、行政安全部災害安全管理キム・ソンホ本部長はこの日「梨泰院事故」中央災害安全対策本部の書面で「今回の事故現場で、災害管理機関間の相互通信が不十分だった災難安全通信網に対する活性化方案を議論した」とし、「運営マニュアルに合わせ原因を把握した後、現場中心の教育と使用機関の合同訓練を継続的に実施し、災害安全通信網の利用を活性化する」と明らかにした。

キム・ソンホ本部長は、ICT基盤現場混雑管理システム構築案については「昨日(10日)行政安全部部長官主宰で、情報通信技術基盤で群衆密集事故予防管理体系を設けるための官民合同会議を開催した」とし、「移動通信3社の基地局基盤位置信号データ(流動人口)、交通機関の公共交通データなどを活用した“現場混雑管理システム”の構築方案を集中議論した」と説明した。続いて「今回の会議で出てきた専門家の意見や議論の結果をもとに、多密集団の混雑を科学的に管理する体系を早く構築する」と付け加えた。

行政安全部はこれに伴い、移動通信社位置信号データと公共交通ビッグデータを行政安全部GIS状況管理システムと来年までに連携・構築する。また、自治体監視カメラ・ドローン映像の密集度を自動分析する技術開発(2023~2024年)を推進する予定だ。

11月3日からおこなわれた地域まつり安全管理政府合同点検結果も公開した。

キム本部長は「点検対象8か所のうち4か所の点検を完了し、点検で指摘された事項と優秀事例を伝え、当該自治体に改善措置を勧告する予定」とし「残り4か所も計画された日程に点検する」と述べた。

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