10日(現地時間)メディアによると、共和党所属のウィンサム・シアーズ(winsome sears)バージニア州副知事は、フォックス・ビジネスネットワークとのインタビューで「トランプ前大統領が大統領選に再び挑戦するなら支持しない」と語った。
シアーズ副知事は「本当の指導者は自分がいつ厄介者になるかを知り、舞台から降りるべき時を知っている」とし「有権者は非常に明確なメッセージをわれわれに示した。私は彼を支持できない」と語った。
シアーズ副知事は同日、ワシントンポストとのインタビューでも「トランプ氏は選挙に出馬しなかったが、選挙に介入し候補者たちを支援した」とし「しかしトランプ氏が支援した候補者たちより、支援しなかった候補者たちが選挙で善戦したことが明らかとなった」と語った。
シアーズ副知事の発言に対し、トランプ前大統領側は直ちにこれを非難する声明を出した。トランプ前大統領側の報道官は声明を通じて「シアーズ副知事は昨年、トランプ前大統領の支持者たちによって選挙で勝利した」とし「シアーズ副知事の発言は、彼女を当選させるために孤軍奮闘した共和党員への侮辱だ」と伝えた。
シアーズ副知事の発言は、現在弱まっているトランプ前大統領の党内の立場をよく表している。
ジョージワシントン大学のトード・ベルト教授は「トランプ前大統領が立てた多くの候補者が敗北した」とし「いまや多くの共和党員は『トランプ前大統領がこのような候補者たちを選ぶなら、これ以上党代表でいてはならない』と言うだろう」と語った。
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