韓国ソウル市ヨンサン(龍山)区のパク・ヒヨン(朴熙英)区長(画像提供:wowkorea)
韓国ソウル市ヨンサン(龍山)区のパク・ヒヨン(朴熙英)区長(画像提供:wowkorea)
韓国ソウル市ヨンサン(龍山)区のパク・ヒヨン(朴熙英)区長が、龍山区イテウォン(梨泰院)のハロウィン転倒事故当日「2度にわたり現場近くを訪れ点検した」という釈明は事実ではないことが明らかとなった。このことについてパク区長側は「惨事のトラウマにより動揺していた」と伝えた。

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パク区長は「先月29日の惨事発生前に、梨泰院一帯を巡察した」と主張していたが、CCTV(防犯カメラ)確認の結果、ウソであることが明らかとなった。

パク区長側は10日、先月29日夜の行動と動線に関する説明が違っていた理由について「当時は精神的な余裕がなく、惨事のトラウマで動揺していた」とし「いつもの動線のとおりに帰宅したと思い、さらにもう一回通りに出たというのは不適切な記憶だった」と、韓国のSBS放送に伝えた。つづけて「決して、事前に企んだウソではない」と強調した。

パク区長側は「惨事当日はキョンサンナムド(慶尚南道)ウィリョン(宜寧)郡を訪問し、帰宅途中に(梨泰院)の近くの通りを2度現場点検した」と伝えていた。

しかしCCTVの分析の結果、事実ではなかったことが明らかとなった。パク区長の自宅近くのCCTVの画面には、パク区長が午後8時20分ごろ帰宅した後、再び出てきた場面は映っていなかったことがわかった。

一方、パク区長は今回の惨事に関し業務上過失致死傷の嫌疑で立件され、特別捜査本部の調査を受けている。またパク区長の所属政党である与党“国民の力”でも、パク区長への懲戒について話し合われる予定である。

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