ジェイク・サリバン米国家安保補佐官(画像提供:wowkorea)
ジェイク・サリバン米国家安保補佐官(画像提供:wowkorea)
米ホワイトハウスは、来週開かれるG20首脳会議期間に北朝鮮が核実験を敢行したりICBM(長距離弾道ミサイル)を発射するなど、強力な軍事挑発に乗り出す可能性について懸念している。

ジェイク・サリバン米国家安保補佐官は10日(現地時間)の会見で、北朝鮮が来週開かれるG20首脳会議期間に核実験を敢行する可能性について「われわれは、北朝鮮がこの期間のどの時点で核実験を実施するのかという懸念をかなりしてきた」とし「われわれは数か月間、このことについて(懸念していると)伝えてきた」と語った。

サリバン補佐官は「その可能性は依然としてあり、われわれの懸念は現実のものだ」とし「われわれは、北朝鮮が核実験とともに長距離弾道ミサイル発射を敢行することを懸念している」とあらためて言及した。つづけて「したがってわれわれは、そのような可能性に対し注視している」と強調した。

ただサリバン補佐官は「そのような挑発が来週起きると言うことはできない」と付け加えた。

またサリバン補佐官は「われわれは日韓両国と非常に緊密に協力していて、東アジアサミットを機に(今月13日に)開かれる日米韓首脳会談は3か国関係の重要な里程標となり、北朝鮮に対する協力を強化するのに役立つだろう」と説明した。

“北朝鮮などに対する米国主導のサイバーセキュリティ国際会議などを北朝鮮が非難しているが、米韓首脳会談でサイバー問題も話し合われるのか”という質問には「サイバー分野における北朝鮮の広範囲な脅威は、米韓首脳間の対話のテーマになるとみている」と答えた。

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