10日、洪市長は自身のSNSを通じて「(私が)キョンサンナムド(慶尚南道)知事の時に偏向、歪曲(わいきょく)された放送をしていた慶南某放送会社を1年以上、道庁記者室ブースから外して取材拒否したことがあった」と紹介した。
続いて「2017年の党代表の時にはセクハラ虚偽報道をしても訂正報道をしなかったある某総合編成チャンネルに対し、党本部に設置されたブースを除いて当本部出入り禁止措置を取り、取材拒否をしたこともあった」と付け加えた。
また「メディアは取材の自由を制限すると抗弁するが、取材される立場では悪性な歪曲報道を日常的にするメディアに対し、唯一の対抗手段として取材拒否の自由もあるということを知らなければならない」と強調した。
これに先立ち、大統領室は9日、MBCの出入り記者たちに「専用機搭乗は外交・安保問題と関連して取材便宜を提供してきたもので、最近MBCで外交関連歪曲・偏向報道が繰り返された点を考慮し、取材便宜を提供しないことにした」と通知した。さらに「今回の搭乗不許可措置はこのような歪曲、偏向放送を防止するための避けられない措置である」と述べた。
これに対しMBC側は声明を出し「メディアの取材を明確に制約する行為である。代替航空手段を通じて必ず現場取材を行う」との考えを明らかにした。
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