関連業界によると、コリアテックはことし8月、マルチバーム詰め替え容器関連の特許3件を出願したという。特許はUntil-Bottomケース、ソフトランディングタッチ技術、詰め替えキットだ。
Until-Bottomケースは、化粧品を最後まで使用できるように作った点が特徴。ボタンのリップバームやリップスティックなどに使う容器の場合、最後に残った部分はブラシや綿棒などで掘り出して使う使用者が多かった。
コリアテックはこのような不便さに着眼し、新芽のような形の突出部が中央から化粧品をつかむと同時に詰め替えキットの突出部を最後まで上げてくれる構造を開発した。
ソフトランディングタッチ技術は、目の下の皮膚のように繊細なつけ心地が必要な部分に塗る時に肌への刺激を最少化する。自動車のサスペクションの役割をする弾性体を容器に装着し、固いものからの衝撃を防止し、ソフトな塗り心地を提供。
これと共にマグネティックハプティックを組み合わせた詰め替えキットに関する特許も登録された。詰め替え容器と製品を固定するマグネティック装置を錆びないステンレスで製作した。
コリアテックは今月初め、KAHIの新製品「KAHIマルチバーム詰め替え型」と「マルチバーム詰め替えキット」を発売した。開発チームが2年かけて作ったマルチバーム詰め替えキットはこれまでのプラスチックよりも頑丈で、何回も再利用できる機能と環境の2つの側面を考慮した。
コリアテックの関係者は「グローバル市場で通じるためには化粧品も大事だが、容器も差別化が必要だ。容器の価格を抑えて化粧品に高い価値を加えるのは、国内だけでなく世界中の消費者が望む普遍的な価値だ」と述べた。
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