米国防省は「北朝鮮がロシアに砲弾を提供している」という内容を公開した(画像提供:wowkorea)
米国防省は「北朝鮮がロシアに砲弾を提供している」という内容を公開した(画像提供:wowkorea)
米国防省は、「ウクライナに全面侵攻しているロシアに砲弾を提供している」という内容を否認した北朝鮮の主張に対して反発した。「北朝鮮がかなりの量の砲弾をロシアに密かに提供している」という見解をあらためて示したのである。

米国防省の報道官は8日(現地時間)の会見で、“北朝鮮がロシアに砲弾を提供した”という疑惑に関するさらなる情報の問いに「NSC(国家安保会議)が明らかにしたもの以外に新たなものはない」としながらも「われわれがもっている情報は、北朝鮮がロシアにかなりの数の砲弾を密かに提供しているということだ」と語った。

つづけて「われわれはその状況を引き続き注視している」と付け加えた。

これに先立って、北朝鮮国防省の軍事対外事業局の副局長は8日(日本・韓国時間)の談話で「われわれはロシアと武器取引をしたことはなく、これからもそのような計画はないことをあらためて明らかにする」として、米国の主張を「敵対的試み」とみなした。

NSCのジョン・カービー戦略広報担当調整官は今月3日の会見で「北朝鮮がかなりの量の砲弾を中東や北アフリカの国に送るとみせかけ、実はロシアに供給するという情報がある」と初めて公開し、その翌日も「その砲弾がいつロシアに到着するか監視している」と語った。

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