7日、1号線の京仁線急行列車のクロ(九老)駅~ヨンサン(龍山)駅間の運行が中断され、出勤する市民は「圧死直前」としながら、身の恐怖を訴えた。
警察によると、同日午前8時13分ごろから午前9時まで、1号線のケボン(開峰)駅、九老駅、シンドリム(新道林)駅近くで、事故の危険性を訴える通報、合計12件が受け付けられた。通報内容は「息苦しい」、「混雑しているので統制してほしい」などだった。梨泰院事故直前の通報内容と類似している。
だが、出勤途中の混乱は帰宅時間にも繰り返された。この日午後6時30分ごろ、1号線に搭乗したある市民はニュース1とのインタビューで「チョンガク(鐘閣)駅からソウル駅まで2駅を行くのに30分もかかった」と述べた。
ソウル市も「前日発生したKORAIL(コレイル)脱線事故の余波で、現在1号線上下線とも徐行運行中であり、混雑が予想される」と案内文を送ったが、出退勤時の混雑は防ぐことができなかった。
一方、今回のムグンファ号列車の脱線事故は、前日午後8時52分ごろ、ソウル永登浦駅近くで発生した。これによりこの日午後4時50分までKTXおよび一般列車106車が10分から最長4時間20分ほど遅延運行し、228回の運行調整が行われた。
キョンインソン(京仁)線・キョンチュン(京春)線・スインブンダン(水仁盆唐)線は、運行区間が短縮され、クァンミョン(光明)シャトル列車の運行が中止された。
KORAIL関係者は「列車利用に不便をかけた点、深く謝罪する」とし「国土交通部と航空鉄道事故調査委員会など関係機関に積極的に協力し、事故原因を徹底的に究明し、再発防止対策を設ける」と述べた。
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