韓国造船海洋は年初から、テラパワーと投資に関する交渉を進めていた。両社は今後、関連分野における事業協力も検討していく予定だ。
韓国造船海洋は、現代重工業が保有する原子力分野の技術力を活用して新事業進出の機会を模索する。長期的には浮体式原子力発電や原子力船分野での次世代技術開発に先駆けたい考えだ。現代重工業は、韓国の核融合研究装置(KSTAR)と国際的な核融合試験炉(ITER)の中核設備開発に参加しており、次世代エネルギーに関する技術力を高めてきた。
韓国造船海洋の関係者は「小型モジュール炉(SMR)は、脱炭素の流れが世界的に進む中で成長が大きく見込める分野として浮上している。原子力分野における持続的な技術開発を進めるのはもちろん、次世代エネルギー市場に先駆けていきたい」と話した。
HD現代は2021年、「水素ドリーム2030ロードマップ」を発表。原子力だけでなく、水素やアンモニア、メタンなど多様な次世代エネルギー関連の技術開発を推進している。
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