「団団」を飼育する台北市立動物園が2日に記者会見を開き、中国と台湾の専門家らは「団団」の治療に関し「緩和ケアを主とする」ということで意見が一致したと伝えた。
台北市立動物園の代表者は、台湾を訪問した中国の専門家2人について「パンダの飼育管理、疾病コントロール、繁殖などの分野における経験が豊富なうえ、『団団』の世話もしたことがある」と紹介し、「中国と台湾の専門家たちが『団団』の病状について議論を交わすことは、非常に有意義である」と述べた。
「団団」の脳の腫瘍は頭蓋底に非常に近いため手術は適さず、専門家らはこれ以上の処置はできないと判断。今後は「団団」を継続的にケアし、より良い生活を送れる方法を話し合っていくとした。
2008年にメスのパンダの「円円」と共に中国から台湾へ贈られた「団団」は、動物園で多くの人気を集めてきた。2013年と2020年には「円仔」と「円宝」が誕生している。
一方、中国パンダ保護研究センターの専門家2人は、11月7日まで台湾に滞在する予定だ。
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