韓国軍の指揮所演習7～10日に実施　北朝鮮の挑発に備え

【ソウル聯合ニュース】韓国軍合同参謀本部は4日、軍の指揮所訓練（CPX）「太極演習」を7～10日に実施すると発表した。「北の核・ミサイルや最近の挑発の動きなどさまざまな脅威に備え、実戦的な任務遂行能力の熟達を図る」と演習の狙いを説明した。

　太極演習は合同参謀本部の主導で定期的に行う防衛的な性格の指揮所訓練で、危機管理能力の強化と戦時転換遂行能力の向上に焦点を当てて実施する。実際の兵力と軍事装備は動かさず、コンピューターシミュレーションなどによるウォーゲームの形で行う。

　合同参謀本部と陸海空軍の作戦司令部は戦闘参謀団を、その他の必要な部隊は対応班をそれぞれ編成して参加する。