国土交通部はこの日午後10時からソウルをはじめ、首都圏地域でカカオTを運営するカカオモビリティが深夜弾力送迎料金を適用すると明らかにした。
カカオTは、全国タクシー運転手10人のうち9人が加入するなど、タクシー送迎プラットフォームを事実上独占している。これに先立ち、バンバンタクシー、タダ、Tマネーオンダが深夜送迎料金を引き上げたが、加入者が多いカカオTに適用されるこの日から事実上深夜送迎料金引き上げが始まるものと見られる。
午後10時から午前3時の間にタクシーを呼ぶと、カカオTブルーのような加盟タクシーは最大5000ウォン(約519円)、カカオTのような仲介タクシーは最大4000ウォン(約415円)の送迎料金を上乗せすることができる。
送迎料金は需要が多い時間帯と地域ほど高くなる。ソウル市のカンナム(江南)駅で午前0時にタクシーを呼ぶと最大4000~5000ウォンが適用される方式だ。乗客は送迎料金を支払うかどうかを選択でき、無料送迎もそのまま利用できる。
仲介送迎料金の80~90%はタクシー運転手に配分される。乗客が送迎料金を支払えば、事前に登録された運転手の口座に自動入金される方式だ。乗客が送迎料金を払う場合には目的地を表示しなかったり、強制配車することにした。
国土交通部は深夜タクシー供給現況をモニタリングしながら深夜運行組と弾力送迎料金導入、部制解除などに伴う政策成果を透明に公開する方針だ。今後、深夜タクシーの需給状況などを考慮し、タダ、ウーバーモデルの活性化も検討する計画である。
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