29日夜の韓国・梨泰院「ハロウィン圧死惨事」が発生した近くの様子(画像提供:wowkorea)
29日夜の韓国・梨泰院「ハロウィン圧死惨事」が発生した近くの様子(画像提供:wowkorea)
海外メディアは、韓国ソウル・イテウォン(梨泰院)のハロウィン圧死惨事について「当局がきちんと管理していたなら防ぐことができた」という分析を伝えた。また、他の人を押して事故を誘発した個人を探し出し責任を問うことについては「異例で、懸念されることだ」と指摘した。

米ニューヨークタイムズ(NYT)は10月31日(現地時間)、今回の惨事について専門家たちの意見を伝え「明らかに防ぐことができた」と報道した。

NYTは「警察や関連当局は、この通りが危険な地域だということを把握していなければならなかった」とし「しかし警察もソウル市も中央政府も、この地域の群衆管理計画を立てなかった」と指摘した。

海外メディアたちは「警察官の配備不足・大規模人波密集状況の安全管理対策不足などが、惨事を招いた」として、当局の管理不十分問題を指摘した。

米ブルームバーグ通信は論評で「今回ソウルで起きたことは、自然災害ではない」と断言した。

米ウォールストリートジャーナル(WSJ)は、惨事当日の現場で他の人を押したりした人たちが事故を誘発した可能性の調査に乗り出した警察に対して「非常に異例なことだ」と指摘した。

英国の主要スポーツ行事の群衆管理担当者は、WSJに「警察が個人を調査し事故の原因を彼らに向けることになれば、それは非常に懸念されることだ」と語った。

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