新型コロナ新規感染者6万人弱、インフルエンザ同時流行懸念=韓国(画像提供:wowkorea)
新型コロナ新規感染者6万人弱、インフルエンザ同時流行懸念=韓国(画像提供:wowkorea)
韓国で、新型コロナウイルス新規感染者が6万人に迫るなど、当初12月に予想していた新型コロナ再流行(第7次流行)時期が早まっている。インフルエンザと同時流行も懸念されている状況だ。

1日、中央防疫対策本部によると、午前0時基準の新規感染者は5万8379人と集計された。前週の10月25日(4万3742人)より、1万4637人多い数値だ。 5万人台は、ことし9月16日(5万1848人)以後46日ぶりだ。

専門家たちは、ことし3月オミクロン大流行時に形成された免疫力が、11月から本格的に低下し、今冬に再流行が来ると見通した。再流行時期も12月より早い、今月中旬から本格化するという予測も出ている。

先立って、チョン・ギソク新型コロナ特別対応団長(国家感染病危機対応諮問委員長)も、前日の会見で「11月中旬、12月初めに(新規感染者数が)増えることは避けられないだろう」と述べた。

ここに、現在優勢株のオミクロン派生型であるBA.5よりも回避力・伝播力が強いBQ.1、BQ.1.1など新規変異の出現に、冬季を迎え三密(密閉・密集・密接)環境となることも再流行時期を早める可能性があるという分析だ。

これとともにインフルエンザ流行まで重なり、新型コロナとの同時流行も懸念される。韓国疾病管理庁の「感染症標本監視週刊ニュース誌」によると、10月16~22日(43週目)外来患者1000人あたり、インフルエンザ疑いの症状がある患者の割合は7.6人で、2020年2月以降最高値だ。今回の季節流行基準である4.9人をはるかに超えた数値だ。このため防疫当局は、冬季に新型コロナウイルス、インフルエンザ予防接種を促している。

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