去る31日、梨泰院の事故現場近くの商人たちは、新型コロナウイルス感染症の流行が鎮まり商圏が再び活気を取り戻そうという雰囲気の中で発生した惨事に、残念さをにじませた。
事故現場から500メートル離れたピザ店のマネージャーは「以前とはあまりにも違う雰囲気で、また新型コロナが拡散した時に戻ったようだ」とし「今になって警察が統制すると言っているが、後の祭りだ」と語った。
また、梨泰院で35年間洋服店を営んでいる商人は「明日は店を開けるかわからない。商売をする雰囲気ではない」と語った。
梨泰院観光特区連合会の関係者は「5日までは哀悼期間として店を開けないのはどうだろうか」と商人たちにメールを送り、100店舗以上の商店がこれを承諾した。
一方、追悼の一環として休業するかわりに、警察官と消防士たちに無料でパンとコーヒーを提供する店もある。事故現場近くのパン店の職員は「パンを買いに来る警察官などに無料で差し上げることを伝え提供するが、『ありがとう』と言う表情は疲れ切っているようにみえた」と語った。
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