去る31日、韓国ソウル龍山区の “梨泰院圧死事故”現場近くの商店に「哀悼期間、休業します」という案内文が貼ってある様子(画像提供:wowkorea)
去る31日、韓国ソウル龍山区の “梨泰院圧死事故”現場近くの商店に「哀悼期間、休業します」という案内文が貼ってある様子(画像提供:wowkorea)
先週末に発生した韓国ソウル・イテウォン(梨泰院)ハロウィン圧死惨事後の月曜日から店を開けた商人たちは、落ち着かない雰囲気を感じながら哀悼を捧げた。また、商店100か所以上が国家哀悼期間は休業することにしたり、追悼の一環として消防士・警察官にパンとコーヒーを無料で提供する店もあるという。

去る31日、梨泰院の事故現場近くの商人たちは、新型コロナウイルス感染症の流行が鎮まり商圏が再び活気を取り戻そうという雰囲気の中で発生した惨事に、残念さをにじませた。

事故現場から500メートル離れたピザ店のマネージャーは「以前とはあまりにも違う雰囲気で、また新型コロナが拡散した時に戻ったようだ」とし「今になって警察が統制すると言っているが、後の祭りだ」と語った。

また、梨泰院で35年間洋服店を営んでいる商人は「明日は店を開けるかわからない。商売をする雰囲気ではない」と語った。

梨泰院観光特区連合会の関係者は「5日までは哀悼期間として店を開けないのはどうだろうか」と商人たちにメールを送り、100店舗以上の商店がこれを承諾した。

一方、追悼の一環として休業するかわりに、警察官と消防士たちに無料でパンとコーヒーを提供する店もある。事故現場近くのパン店の職員は「パンを買いに来る警察官などに無料で差し上げることを伝え提供するが、『ありがとう』と言う表情は疲れ切っているようにみえた」と語った。


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