＜梨泰院事故＞死亡者155人全員の身元を確認…10代の韓国人女性1人が追加

韓国政府は29日にソウルのイテウォン（梨泰院）で起きた事故により死亡した155人全員に対し身元の確認を完了した。

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行政安全部（部は省に相当）のキム・ソンホ災難安全管理本部長は1日、政府セジョン（世宗）庁舎で開かれた中央災難安全対策本部の会見で、「きのうまで身元が確認できなかった死亡者1人の身元も確認された」と明らかにした。

きょう午前6時現在で梨泰院の事故による人命被害は計307人（死亡155人、負傷152人）だ。きのう午後6時ごろコリョ（高麗）大学アンアム（安岩）病院に入院していた重症者1人が死亡したことで死亡者は155人となった。このうち外国人の死亡者は26人だ。負傷者は重症30人を含め計152人だ。

事故原因を調査するため警察と国立科学捜査研究員が合同現場鑑識を実施した。

捜査と再発防止のための対策を樹立するため主催者のないイベントに対する安全管理方案を準備している。また、類似事故を予防するため今月3日から地域フェスティバルに対する政府合同点検も実施する。

政府は11月5日までを国家哀悼期間に指定し、全国の自治体で計59か所の合同焼香所を設置している。