ハロウィン当日、弘大のクラブ「普段は500人、今日は100人だけ入場」=韓国(画像提供:wowkorea)
ハロウィン当日、弘大のクラブ「普段は500人、今日は100人だけ入場」=韓国(画像提供:wowkorea)
「普段は500〜600人ずつ入りますね、今日は100人だけ入場させています」

 ハロウィン当日の31日夜、韓国ソウル・ホンデ(弘大)のクラブ通りには楽しい音楽が大きく鳴り響いた。クラブごとに数十人ずつ並んでいたが、人々は「普段に比べるととても少ないほうだ」と口をそろえた。29日、イテウォン(梨泰院)でハロウィンを楽しもうとした150人を超える人々が圧死される惨事が起きた余波と見られる。

 弘大入口駅付近は若年層と外国人が多く訪れ「クラブのメッカ」に挙げられるという点で梨泰院と似たところだ。ただ、同日の夜は通行人が少なく、静かな雰囲気だった。普段ならいくらアプリで呼び出しても捕まらない「空車」タクシーも目についた。

 弘大入口駅大通りからクラブ通りに入ると、うるさい音楽が聞こえた。いくつかのバーは休業していたが、有名クラブは営業していた。クラブの入り口には若者たちが並んで入場を待っていた。Aクラブ関係者は「梨泰院の事故のために人がいない」として「普段より少ない人だけを入場させたため、人々が並んでいる」と話した。Bクラブ関係者も「空間はかなり広いが、万が一の事故危険のために入場客を5分の1水準に大幅に減らした」と話した。

 「ハロウィンコスチューム」をした人たちは指で数えられるほど少なかった。顔にだけ傷の扮装をした人たちも時々見られた。
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