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検察は前日の捜査結果発表で、李氏がBBKの実際の所有主だと主張して金被告側が提出していたいわゆる裏契約書を偽造と結論を出したが、呉弁護士によると金被告はこれに反する立場だ。金被告は、契約書が2000年2月21日ではなく2001年3月ごろ作成されたと供述したという。当時、BBKに対する金融監督院の調査が始まった際、金被告は引責辞任し株式を差し出したが、LKeバンクの同業者としての自分の権利はなくならないということを確認しておこうと契約書を作成したと主張している。
金被告がBBKは100%自分の所有だと認めたという検察の発表に対し、呉弁護士は「供述調書の一節を根拠に発表したものと思われ、全般的に金氏がこうした立場とみることはできない」と反論した。韓国語の契約書のなつ印は2001年3月に押されたもので、2000年9月以降使われていた会社の使用印鑑と一致するとした。また、検察がBBKの事務所になかったインクジェットプリンターで契約書が作成されたと指摘したことに言及し、当時はインクジェット式を含め3台のプリンターが事務所にあり、カートリッジ購入の領収証などで確認できると金被告が供述していたことも明らかにした。
呉弁護士は、金被告が犯罪事実すべてを否認しているとし、「株価操作については株取引の事実は認めるが相場を操作する意図ではなく、私文書偽造に関しては部下だった社員が自分の意とは別に偽造したもので、横領した資金は自社株取得や投資金返還に用いることが目的で個人で着服するものではない」と説明した。
李氏の株価操作共謀疑惑に対しては、金被告が「株取引を直接指示はしなかったが、報告を受ける立場から取引があった事実とその効果などは知っていた」と主張したと、呉弁護士は話している。
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