チョ・ヒョンス被告(左)とイ・ウネ被告(右)(画像提供:wowkorea)
チョ・ヒョンス被告(左)とイ・ウネ被告(右)(画像提供:wowkorea)
渓谷殺人事件により1審で無期懲役を宣告されたイ・ウネ被告(31、女)が判決を不服として控訴した。

28日、法曹界によると、殺人と殺人未遂などの容疑で前日に無期懲役を宣告されたイ被告は、判決翌日のこの日、インチョン(仁川)地裁に控訴状を提出した。イ被告の共犯として懲役30年を言い渡されたチョ・ヒョンス被告(30、男)は、まだ控訴状を提出していない。

検察も現在まで控訴していないが、被告人が控訴したことで、イ被告の2審裁判はソウル高裁で開かれる予定だ。

1審裁判所が訴訟記録を整理して渡すと、控訴審を担当する裁判所が決定される。

これに先立ち、仁川地方裁判所刑事15部は27日、宣告公判で殺人と殺人未遂などの容疑で起訴されたイ被告に無期懲役を、チョ被告に懲役30年をそれぞれ宣告した。

裁判所は「生命保険金8億ウォン(約8291万円)を受け取ろうした被告人たちは2回も被害者を殺害しようと試みて失敗したにもかかわらず、あきらめずに結局、殺害した。いかなる罪悪感や罪意識もなく殺害の試みを繰り返し、(渓谷で)被害者が死亡しなかったら死ぬまで犯行を試みたに違いない」と量刑理由を説明した。

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