オ・セフン の最新ニュースまとめ
大深度雨水排水トンネルは地下40〜50メートル下に大きなトンネルを作り大雨時に雨水を保管し河川に放流する施設だ。
市が気候危機に対応するために「防災性能目標」を10年ぶりに修正し、特に浸水に脆弱(ぜいじゃく)なカンナム(江南)駅・クァンファムン(光化門)・トリムチョン(道林川)一帯の3か所に2027年までに「大深度雨水排水施設」を設置することにしたソウル市は、マドリードの事例からソウルに導入可能な部分はないかを集中的に調査した。
雨水貯留槽の事業効果と運営・維持管理技術などにも関心を持って見て回った。
マドリード市は外郭のマンサナレス川に沿って設置した計36の大小の雨水貯留槽と雨水貯留槽と統合的に連結される大規模集水管(直径6.7メートル、延長3キロメートル)を通じて都心の浸水を予防している。集水管はソウル市が設置しようとする大深度雨水排水トンネルと似た役割をする。
オ・セフン市長が訪問した「アロヨプレスノ雨水貯留槽」はマンサナレス川上流に位置し、サッカー場5つを合わせた規模(面積3万5000平方メートル、貯留容量約40万平方メートル)で造成された。
雨が降れば1次的にここに雨水を貯蔵し、「集水管」を通じて川下流にある雨水貯留槽に送った後、川に放流する方式だ。
8月初めにソウル地域に降った1時間当り100mm以上の記録的な豪雨と関連してオ市長は2027年までに江南駅・光化門・道林川一帯の3か所に「大深度雨水排水トンネル」を設置すると明らかにした経緯がある。
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