27日、慶北消防本部によると、前日午後6時ごろ、チェサン(才山)面ガルサンリ(葛山里)にある坑道で崩壊事故が発生。第1水坑(垂直坑道)地下190メートル地点に、作業員A氏(50代)とB氏(60代)の2人が取り残された。消防当局では救助活動中だが再び崩壊する可能性もあり、近づけずに救助できないでいる。
坑道内に閉じ込められた2人を含め7人の作業員は、坑道にレールを設置するため作業中だったという。作業約2時間後に電気が切れると、異変を感じた2人の作業員は自力で脱出。他の3人はそれから3時間後に業者側から救助された。
業者側はこの日午前8時34分ごろ、「2人の作業員が取り残された」と消防当局に申告した。A氏とB氏は坑道内に土砂などがあふれ、地下に閉じ込められているものとみられる。
消防当局は装備約30台と救助人約100人を動員して救助活動中だ。
奉化消防署のキム・ユンヒョン予防安全課長は「再び崩壊する可能性があり、進入路の確保が容易ではない。そういう状況ではあるが、取り残された作業員を助けるために最善の努力を尽くしている」と述べた。
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