李在明、共に民主党代表(画像提供:wowkorea)
李在明、共に民主党代表(画像提供:wowkorea)
イ・ジェミョン(李在明)共に民主党(野党)代表は27日「経済で『リスク』についてよく話す。リスクを緩和、または解消するのが政府の役割である。ひょっとすると政府が(経済)リスクの核になったのではないかと思う」と明らかにした。

李代表はこの日、韓国取引所ソウル社屋で行われた金融危機対策作りのための緊急現場点検でこのように述べた。

また「物価、為替レート、利子がどんどん高くなっていることを知らず、それに投資と消費沈滞まで重なり、今後の経済状況はかなり悪化すると予測される。経済の血管と言える金融市場、企業資金市場が凍りつくだろう」と述べた。

レゴランドに起因する金融危機に関して李代表は‘キム・ジンテ(金鎮台)事態’と規定した。李代表は「薄氷の状況で金鎮台カンウォンド(江原道)知事の空振りで薄氷が割れた。(薄氷)全体にひびが入り、財政経済、資金市場、金融市場に混乱が生じて危機が現実化した」と批判した。

政府に対する批判も続いた。李代表は「金鎮泰に起因する金融危機が起きているにもかかわらず、政府で4週間近く(事件を)放置し、危機が現実化するようになった。正常な国政なのか疑わしい」と直撃した。

さらに「国家共同体の最後のとりで、信用の最後のとりでは国家と地方政府だ。地方政府が法律上の支給義務を履行しないなら、一体どこを信じればいいのか」と反問したりもした。

李代表は「来年の上半期に満期になる社債が70兆ウォン(約7億2064億円)近いというのに市場の安定のため、政府は総力を傾けなければならない」としながらも「IMF事態の時(1997年)も政府の安易な認識、『大したことはないだろう』、 『うまくいくだろう』式の認識の遅れが国難を起こした。今の政府の認識はそれと似ているのではないかと思う」とユン・ソギョル(尹錫悦)政府を批判した。

続いて「共に民主党はこのような民生危機、経済不安定性を緩和、または解消して迅速に経済回復がなされるよう、最大限の協力を惜しまない」と付け加えた。

Copyright(C) herald wowkorea.jp 83