26日韓国の法曹界によると、ソウル南部地検金融・証券犯罪合同捜査団は最近、特定犯罪加重処罰法上のあっせん収賄・犯罪収益隠匿法違反などの疑いで、A氏(57)ら金融ブローカー4人を相次いで拘束起訴した。
A氏らは2016年3月から2018年5月の間に、企業ハンターが無資本で買収したコスダック上場会社2社に対して、金融機関から融資と有償増資で計675億ウォン(約70億円)を調達できるようあっせん。その代価として5億ウォン(約5100万円)を受け取った疑いがかけられている。
これらの会社2社はいずれも上場廃止され、融資したB貯蓄銀行の貸出債権は150億ウォン(約15億円)が不良化した。
検察関係者は「資本市場の透明性や健全性を害し、多数の一般投資家に大きな被害を与えた」と説明した。
これに先立ち検察は、一団と結託した企業ハンター4人も、特定犯罪加重処罰法違反(横領・背任)などの疑いで今年7月に拘束起訴。4人は自己資本なしに社債を利用してコスダック上場会社を買収した後、虚偽の公示で株価を上げ、約161億ウォン(約16億円)の利益を得た。
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