＜韓国旅行＞忠清南道で紅葉を楽しむ

秋も深まる中、ややもすればあっという間に美しい紅葉を逃す恐れも…。韓国の首都圏から近いチュンチョンナムド（忠清南道）に紅葉を楽しめる場所がたくさんある。首都圏からも近い距離で、明るくきれいな自然の風景や遺跡など楽しめるスポットが満載だ。秋の韓国に行ったらぜひ訪れたい魅力あふれる忠清南道の穴場スポットを紹介。

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●アサン（牙山）のヒョンチュンサ（顕忠祠）
牙山市のパンファ（芳華）山のふもとにある朝鮮前期の武神、イ・スンシン（李舜臣）の祠堂で、1967年3月18日に史跡指定された。李舜臣は、壬辰倭乱（文禄の役）の際に国を救った英雄として尊敬されている。李舜臣の偉大な業績を描いた映画「閑山:龍の出現」も多くの人に愛され、再び李舜臣ブームが起きてもいる。李舜臣の精神と業績を宣揚するための場所で、李舜臣が武芸を磨き、救国の力を育んだ場所でもある。

●ノンサン（論山）のタプジョン（塔亭）湖の吊り橋
夕暮れの風景が静かな論山の塔亭湖は、忠清南道で2番目に広い湖で、水が透明なことで有名。海ほどに広く空ほどに深い湖が、塔亭湖だ。塔亭湖を一周するドライブコースも人気。吊り橋は、韓国最長の600メートル、幅2.2メートルの懸垂歩道橋で、昼には湖周辺の美しい風景が見られ、夜には2万個のLEDライトを使ったメディアファサードが人々を魅了する。吊り橋の夜景に加え、毎晩行われる華やかな音楽噴水ショーも見どころだ。

●クムサン（錦山）山林文化タウン
錦山郡の錦山山林文化タウンは、ナミ（南怡）自然休養林、ケヤキの森林浴場、山林生態文化体験団地、木材文化体験場などの施設を持ち、森の中で楽しめる文化を体験できるようにつくられた錦山の名所。特にケヤキ森林浴場は軽く登山もできる登山路と共に森を散策できる散策路を作り、森林浴を楽しめて秋の旅行にはぴったりの場所だ。

●テジョン（大田）ケジョク（鶏足）山の黄土道
松の香りあふれる散策路を裸足で歩きながら自然が与えてくれる健康を経験できる鶏足山の黄土道。チャンドン（長洞）森林浴場から始まり、林道三差路まで続く約14キロの柔らかい黄土道を歩きながら、海抜200～300メートルで感じられる爽快な空気は荒れた都会での生活に疲れた人たちにとって癒しそのものだ。黄土道は春から秋まで体験できる。鶏足山の散策路の一方は黄土道で、もう一方は一般の散策道なので、裸足で歩きたくなければ靴で歩いてもいい。全体的に緩やかな山道なので老若男女誰もが楽に歩けるため、ファミリーでの観光もおすすめ。