国会年金改革特別委員会はこの日の午後2時ごろ、国会本館で第1回全体会議を開き、特別委員会委員長および幹事選任案を議決した。
委員長はチュ・ホヨン(朱豪英)国民の力(与党)院内代表が務める。朱委員長は2015年に国会公務員年金改革特別委員会委員長を務めたことがある。与野党幹事には、カン・ギユン(姜起潤)国民の力議員とキム・ソンジュ(金成柱)共に民主党(野党)議員が選任された。
朱委員長はこの日の会議で「公的年金に対する国民の葛藤をまとめ、すべての世代に安定的な老後資金を保障できるようにするのがわれわれ委員会に任された重い任務である。委員たちの知恵と力量を委員会活動に十分発揮し、国民全員が共感する百年大計の公的年金制度が用意されることを願う」と述べた。
金成柱議員は「7月に与野党合意で特別委員会を構成した後、3か月が過ぎてようやく特別委員会を遅々と開催することについて非常に遺憾に思う」と年金改革特別委員会運営に関する原則を提示した。
さらに「与野党を超えて年金制度を扱わなければならない。言い換えれば、政治的利害得失から抜け出そうということだ。すべてのことを扱えるようにならなければならない。国民の老後所得保障に役立つすべての制度を扱うことができなければならず、財政的持続可能性について共に悩まなければならない」と強調した。
続いて「今後、与野党が真剣に責任ある姿勢で臨んでほしい」と付け加えた。
また、姜起潤議員も「年金改革特別委員会は与野党に関係なく、国民に報告しなければならない宿題だ。利害関係は尖鋭になるものと見られる。すべての事項は合意に基づき、結果を出すことに最善を尽くす」と述べた。
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