カン・ヨンソク(康容碩)弁護士(元国会議員)、キム・セウィ(金世毅)元MBC記者、キム・ヨンホ(金容浩)元スポーツワールド記者ら3人はこの日、ソウル中央地裁刑事合議27部が審理した公職選挙法違反事件の初公判で「単に疑惑を提起しただけ」と容疑を認めなかった。
縦横研究所の元・現職パネルである彼らはユーチューブ放送で李在明候補は幼い頃、少年院に入っていたという内容の虚偽事実を述べた容疑で先月に起訴された。配偶者であるキム・ヘギョン(金恵京)夫人が昨年11月、自宅で負傷した事件に関し、悪性デマに言及した容疑もある。
康弁護士と金容浩元記者側は「当時、メディア記事などに基づいて疑惑を提起しただけで、断定的に表現した事実はない」と公訴事実を否認した。
金世毅元記者側も「確認可能な事実や合理的な意見だけを提示したため、虚偽事実公表とは思えない」と主張した。
これに対し検察は「遠回しかつ暗示的な方法でも虚偽事実を公表できるという判例により起訴した。今後、この争点を中心に立証する」と反論した。
彼ら3人は2020年4・15の総選挙期間にユーチューブ放送で‘屋外対談’を行い、選挙法に違反した容疑でも起訴された。
康弁護士はこれとは別に総選挙を控え「パク・スヒョン(朴洙賢)大統領府報道官が女性問題で報道官職から辞任した」という趣旨で主張し、裁判にかけられた。裁判所は2つの事件を併合して審理している。
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