尹大統領はこの日の午前国会で、2023年度予算案および基金運用計画案の施政演説で「北朝鮮は最近、類をみない頻度で弾道ミサイルの発射をはじめとした脅威的な挑発を続けている」とし「これは国連安保理決議への重大な違反であり、国際社会に対する正面からの挑戦だ」と語った。
つづけて「わが国民が安心して日常を営むことのできるよう、米韓連合防衛態勢と日米韓安保協力を通じた圧倒的な力により、対北抑止力を強化する」と説明した。
また「北朝鮮が非核化の決断を下し対話の場へと出てくるなら、すでに就任の辞と8・15メッセージで明らかにしたように、わが政府は “大胆な構想”を通じた政治・経済的支援を行なう」として、対話を通じた解決法の意志をあらためて示した。
尹大統領は「経済と安保の厳重な状況を克服していくためには、与野党が別々であってはならない」とし「国会の協力が切実だ」と強調した。
Copyright(C) herald wowkorea.jp 96