25日JTBCによると、大統領室の外郭警護を担当するソウル特別市地方警察庁所属の警備団「202警備団」は、写真撮影の名所となっている南山展望台に配置された。
警備団は写真を撮る市民らの携帯電話に官邸が露出されないよう、写真撮影の位置を変えたり、直接写真を撮ってあげるという方法で保安を維持している。
警護に接した市民らの反応はさまざまだった。ある市民は手を横に振り写真撮影を止める警備隊に対し、「私が間違ったことをお願いしたか」と戸惑いを見せた。
南山をよく訪れるという市民は、「とんでもないことだ」とし、「よく訪れる場所なのに、人員と費用をかけて、なぜこんなことをするのか」と遺憾を表した。
ある外国人観光客は、展望台に上り南山一体を携帯電話で撮影しようとした。警護隊がこれを制止すると、観光客は「すみません」と謝った後、「写真を消さなければいけないなら消す。私は外国人なのでこの国の文化を尊重しなければならない」と話した。
中年の男性市民は保安事項に基づき記念撮影した後、「すべて露出されているので写真撮影のようなことも禁止すべき」とし、「南山全体に(警護が難しい)地点が多い」と話した。
別の市民も、「国民の自由をここに持ち込んではいけない」とし、「国家統治権者の身辺に関することは国家安危に関する問題」と強調した。
これについて大統領室警護処は、「一般的な写真撮影は可能で、官邸周辺を拡大して撮ることだけを止めるようにしている」と説明した。
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