チェジュ(済州)警察庁は済州大学病院所属の看護師長と看護師ら3人に対して、業務上過失致死及び遺棄致死などの容疑で拘束令状を申請したと去る24日、明らかにした。
3人は去る3月11日、済州大学病院の新型コロナウイルス感染症病棟で治療を受けていた13か月の乳児Aちゃんに薬物を過剰投与し、関連医療過失を隠ぺいしようとした疑いをもたれている。
当時、担当医は呼吸困難があったAちゃんにエピネフリン5ミリグラムを希釈した後、ネブライザー(煙霧式吸入器)を通じてゆっくり吸収するよう指示した。しかし、担当看護師は該当薬品を静脈注射で投与した疑いがもたれている。
エピネフリンは気管支拡張と心停止の時に心臓拍動数を増加させる時に使用する薬物で、乳児に注射で打つ場合は珍しい。乳児に注射で打つ場合、適正量は0.1ミリグラムだという。
Aちゃんは薬物過剰投与事故後、容態が悪化して集中治療室に運ばれたが、3月12日に死亡した。
警察は担当看護師が医師の処方と異なる方法で薬物を投与したという医療記録が消された状況も確認し、看護師などに対して業務上過失致死の容疑も適用した。
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