スマートフォンやタブレットPCなどの電源、もしくはデータ転送にはさまざまな接続端子と通信方式があり、消費者には不便があった。しかしUSBタイプCで全端子を統一することで、消費者の利便性が高まると国標院は期待を寄せている。
国標院が昨年、サムスン電子やLG電子など11社と開催した懇談会では、USBタイプCをKS産業規格とすることの必要性が提起された。その後、産学研の専門家からなるUSBタイプC技術研究会を組織。KS産業規格案を作成してきた。
これに先立ち、欧州委員会はUSBタイプCに対応した充電器の端子の標準規格化法案を、欧州議会および欧州理事会に提出。欧州議会はこれを可決した。欧州連合(EU)各国での承認が得られれば、2024年からスマートフォンやタブレットPCなど12種の機器の充電・連結はUSBタイプCに統一される。
国標院は、USBタイプCの技術特性を考えれば、関連した規格13種のうち3種を年内にKS産業規格とし、残り10種も順次採択するとしている。
Copyrights(C)wowkorea.jp 101