検察の捜査を通じて、ユ・ドンギュ(柳東珪)元ソンナム(城南)都市開発公社企画本部長から直接金を受け取った当事者として名指しされたため、検察は資金の使途や性格を集中的に追及する見通しだ。
金副院長は柳元本部長、チョン・ミニョン弁護士と共謀し、昨年4~8月にテジャンドン(大庄洞)開発民間業者のナム・ウク弁護士から4回にわたって現金8億4700万ウォン(約8745万円)の違法政治資金を受け取った容疑(政治資金法違反)を受けている。
検察は、金副院長が容疑を強く否認しているため、最大限事実関係に符合する供述を引き出すことにまず集中する方針である。
捜査の核心は、金副院長が受け取ったというこの金の性格と使途を明らかにすることだ。
金副院長はイ・ジェミョン(李在明)共に民主党(野党)代表の長年の最側近であり、検察は特定の授受時点が大統領選候補党内予備選挙の時期と重なるため、李代表の介入・認知可否と直結すると考えているからだ。
検察は金副院長が昨年2月、柳元本部長から「クァンジュ(光州)側を回っている」として20億ウォン(約2億650万円)を要求したという供述を確保したため、共に民主党内の大統領選候補選びの過程で組織管理用に資金を使った可能性に重きを置いている。
李代表は20日「金湧副院長は長い間信じて一緒に仕事をしてきた人なので、私は依然として彼の潔白を信じる」と関連性を否認した。
金副院長が拘束された後の23日にもフェイスブックを通じ、資産管理会社「ファチョンデユ(火天大有)」の大株主キム・マンベ氏とナム弁護士などに対し「彼らが果たして敵のようだった私の大統領選挙資金を出したのか」と検察の捜査を批判した。
検察は金副院長を相手に、昨年9月に検察の大庄洞開発不正捜査が始まった当時、柳元本部長に電話して病院への入院を勧めたかどうかも確認することにしている。
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