ソギポ(西帰浦)海洋警察署によると23日、西帰浦港にえい航された事故船舶の引き揚げ作業はこの日午前7時15分ごろに終了した。
前日午前10時ごろから引き揚げ作業が始まったA号は、クレーン2台が動員された。転覆した船を真っすぐにして船体のバランスを取った後、船内に残った油類16000リットルを取り除く作業と排水作業を完了した。
クレーンの重りを追加設置して、21時間後に引き揚げ作業が完了した。
引き揚げ完了後に、海洋警察の救助隊員が船内に進入して再度捜索を行ったが、行方不明者はいなかったことが確認された。
海洋警察と国立科学捜査研究院、韓国海洋交通安全公団は、24日午前10時から合同鑑識を行い、正確な事故の原因調査などに乗り出す予定だ。
事故当時、行方不明になった船員4人(韓国人2、外国人2)は依然として発見されていない。
A号は18日午前5時8分ごろ、西帰浦市馬羅島の南西6.8キロメートルの海上でひっくり返ったまま船体の大部分が水面下に沈んで底だけが見える状態で海洋警察に発見された。
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