キョンギド(京畿道)ブンタン(盆唐)警察署は同日午前10時10分から午後7時50分まで、ソンナム(城南)市内のSK(株)C&C板橋キャンパスA棟(サーバー棟)とB棟(業務棟)の2か所を家宅捜索した。警察が今回の火災と関連して家宅捜索に乗り出したのは今回が初めて。
警察は家宅捜索で確保した資料をもとに、火災発生前、サーバーに異常信号が感知されていたかを主に調べる計画だ。警察はバッテリーの点検内訳と火災・安全管理実態資料など、押収した資料を分析し、関連者を調査して火災の原因を迅速に究明する。
警察は法令違反に該当する内容があるか調べ、すべての可能性を考慮し捜査する方針だという。
ただ、警察関係者は「具体的な捜査事項は話せない」と述べた。
先立ってカカオなどのデータ管理施設が入居したSK板橋データセンターで、15日午後3時33分ごろに火災が発生。この火事による人命の被害はなかったが、サーバーの電源が遮断されカカオやダウム、ネイバーなどのインターネットサービスにさまざまな障害を起こした。
とくにカカオのメッセンジャーアプリであるカカオトークはアクセス障害が翌日まで続いた。カカオタクシーなど、カカオトークと連係した各種サービスも中断され、12年間使われているカカオトークの歴史上、最も長い時間続いた障害として記録されることになったという。
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