今回の国際会議は開会式とともに、△北朝鮮内の宗教と信念の自由、△北朝鮮内の人権に対する主な挑戦課題、△北朝鮮内の人権改善方案など、3つの分科で進められた。
開会式では、国家人権委員会のソン・ドゥファン委員長と「宗教と信念の自由に対する英国首相特使」を務める英国のフィオナ・ブルース下院議員が開会辞を述べた。
ソン委員長は、「北朝鮮の核兵器開発と弾道ミサイル発射などによる国内外的な緊張の中でも、北朝鮮人権改善に関する国際社会の関心と団結した努力が続けられるべき」と強調した。
これに続く3つの分科では、英国上院議員であり「北朝鮮問題に関する英国議員協会」の共同議長であるエルトン卿が第1分科の座長として出席するなど、英国および欧州各国の北朝鮮人権専門家らが出席し、北朝鮮の人権状況とその改善方案について議論した。
一方、人権委は北朝鮮の人権状況に対する国際的な関心を高め改善方案を模索するため、2004年から国際人権機関、人権団体、専門家らとともに毎年「北朝鮮人権国際会議」を開催している。
人権委の関係者は、「今後も北朝鮮の人権改善のため国際社会との協力と共助を強化するなど、持続的な努力を行っていく予定」と話している。
Copyrights(C) Edaily wowkorea.jp 85