帰国するなり、キャンプバにやってきたチャン・ヒョク。(画像:画面キャプチャ)
帰国するなり、キャンプバにやってきたチャン・ヒョク。(画像:画面キャプチャ)
キャンプバラエティー学ぶキャンプ最高」(ENA、チャンネルA)が、早いもので最後のキャンプを迎え、10月17日(月)の第13話は“知人特集”として、俳優パク・ソンウン、シン・スンファン、ホン・ジョンヒョンの知人らが大集結。ミニライブを行う招待歌手には、キム・テウ(god)とポール・キムが招かれる豪華な締めくくりの前半戦が公開された。

キム・テウ(god) の最新ニュースまとめ

この日、あいにくの雨の中、最初にやってきたのは、招待歌手兼アルバイトのキム・テウとポール・キム。デビュー24年目の「god」のメインボーカル、キム・テウと、現在ガールズグループのラッパーサバイバル「2番目の世界」でMCを務めるデビュー9年目のポール・キム、という今回も絶妙な組み合わせの2人だった。

さっそくエプロンを渡され、身支度をしたのにやることがなく、ただ座っている状態が続いたので、「このように居心地が悪い番組は初めてです(笑)」と訴えるポール・キムと、「ずっとこうして、じっとしていられたらいいのに」とずっしり構えるキム・テウ。キャリアの違いか、対照的な姿だったが、そんなキム・テウも初対面のパク・ソンウンに対しては、「お目にかかりたかったです」と90度に腰を曲げてあいさつ。パク・ソンウンの“ボス感”はやはり最強だった(笑)。

今回、番組は最後の“知人特集”ということで、気になるのは誰がどんな人たちを招待したのか、という交友関係だ。ホン・ジョンヒョンは芸能界ではない、一般人のガチの友人を、パク・ソンウンとシン・スンファンは業界関係者を招待し、それぞれ“らしさ”が出ている交友録が目を引いた。

パク・ソンウンは映画人や親友である俳優チョン・マンシク、ドラマ「猟犬たち」で共演している俳優チョ・ワンギとハ・スホ、シン・スンファンは仲の良い兄貴分である俳優チャン・ヒョクと歌手ホン・ギョンミンのほか、11月公開予定の映画「アフター」のキム・ジェフン監督、パフォーマンスグループ「ONGALS(オンアルス)」らを招待し、幅広い人脈を見せた。

その中で、特に目立っていたのは、やはり後からやってきたチャン・ヒョクだ。チャン・ヒョクが来る前、キム・テウとシン・スンファンがまったりしながら、チャン・ヒョクの話題に。キム・テウが、年末に3年ぶりとなる「god」のコンサートを開催するが、ユン・ゲサンも乗り気だと明かした流れで、「god」のユン・ゲサンとデニー・アン、そしてシン・スンファンが78年生まれの同い年で、その2歳上に76年生まれのチャン・ヒョクがいると。

関係性を整理すると、「god」とチャン・ヒョクはデビュー当時から親交があり、シン・スンファンは俳優チャ・テヒョンのマネジャーだった20代前半、初めてチャン・ヒョクに会い、そこからお世話になっている恩人でもある。それで、チャン・ヒョクの話題が出たというわけで、もちろん今回、招待者リストに入っていたのだ。

となると、チャ・テヒョンは?と思うだろう。シン・スンファンは、チャ・テヒョンとチョ・インソンの「見習い社長の営業日誌」シリーズに常連のように出ていたので、今回は自分の番組に招ける、いわばお返しができる絶好のチャンスだったのだから。ところが、残念ながらチャ・テヒョンは作品の撮影で来られず、今回はチャン・ヒョクだけとなったようだ。

こうして、大物チャン・ヒョクが来たことで、この番組の“ボス”パク・ソンウンとの対面も見どころだった。ちょうどチョ・ワンギとハ・スホとおしゃべりをしていたパク・ソンウンの元にチャン・ヒョクがあいさつに。なかなか同じ画面で見られない2ショットなので貴重だ。さらに、2人が握手を交わす横で、チョ・ワンギも恐縮したように、実は(チャン・ヒョクは)高校の先輩なのだと明かした。

ともかく、シン・スンファン、キム・テウ、「ONGALS」らと食事をしながら、談笑を始めたチャン・ヒョク。ハリウッドでも評判だった映画「ザ・キラー:死んでもいい子」のことや、かつて出演した釣りバラエティー「都市漁夫」(チャンネルA)での武勇伝などの話題が出ると、まんざらでもないように「もっと大きな声で言って」とおちゃめな姿も。

一方で、シン・スンファンからは話が長いことをイジられたりもしたが、「両親と同じぐらい、自分の人生の心配をしてくれた人」と感謝されると、チャン・ヒョクは作品で共演するとシナジー効果が出たと語り、世間も監督もまだシン・スンファンを知らない時代から、すでにその素質を見抜き、応援していたという2人の厚い信頼関係が垣間見えた。

また、パク・ソンウンが招待した映画人たちのテントでは、パク・ソンウンの代表作でもある映画「新しき世界」のキャスティング秘話や、イ・ジョンジェの監督デビュー作「HUNT」ではパク・ソンウンがキム・ナムギル・チュ・ジフンらと共に友情出演し、名前のない役(東京支部要員1)を20年ぶりに演じたが、チョン・マンシクは「HUNT」で名前のある大事な役を演じたとやっかむ(?)など、暴露系のエピソードでかなり盛り上がっていた。

このように、韓国の芸能界では人脈やつながりをとても大事にしているので、そこにどんなエピソードがあったのか、知られざる話がこうして聞けるのはとても面白い。

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