現代自動車、ワールドカップ初の公式車両となるエコカーを提供=韓国報道(画像提供:wowkorea)
現代自動車、ワールドカップ初の公式車両となるエコカーを提供=韓国報道(画像提供:wowkorea)
現代自動車は11月、カタールのドーハで開催されるサッカーのワールドカップ(W杯)において、乗用車および多目的レジャー車(RV)446台、商用車170台、計616台を国際サッカー連盟(FIFA)に提供したと20日、発表した。カーボン・ニュートラルな大会である点を考慮し、236台はエコカーとなっている。エコカーがW杯公式車両となるのは、今回が初めて。

現代自動車は乗用車・RV車のうち約半分となる226台を、電気自動車(EV)「アイオニック5」、高級ブランド「ジェネシス」のEV「G80」、同EV「GV70」、セダン「ソナタ」のハイブリッド(HV)モデル、スポーツタイプ多目的車(SUV)「コナ」HVモデル、SUV「ツーソン」HVモデルなどで構成した。

商用車は、電動バス「エレクシティ」10台を提供する。今回の提供車両のうち乗用車とRVは最重要人物(VIP)とスタッフ用、また商用車は各国の選手団と報道陣用として、それぞれ使用される。

さらに同社は、W杯における車両の故障や事故の際、迅速に対応できるようリアルタイムでの車両管理サービスも運用する。サービスおよび品質部署のスタッフで構成した品質状況室を組織し、FIFAの車庫に常駐させる。

このほか今月初めから1か月間、運転手に安全上の留意点やEVの特徴などを、対面・非対面で講義することで安全運転をサポートする。

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